こんばんは、鉄男でございます。
JRの各社では年に一回、ダイヤ改正が行われます。
ダイヤの話→☆★
ちなみに、JRは一つの会社ではありません。
北海道、東日本、東海、西日本、四国、九州と貨物を含めた7つの鉄道会社に分かれています。
JRという冠が付いていますが、それぞれ別会社なのです。
列車は同じなのに別の会社をまたがって走ることもあるので、ダイヤ改正の日は7社とも統一されています。
さて、ダイヤ改正の話に戻ります、来年の3月に実施されるJRグループのダイヤ改正の詳細が報道されました。
ダイヤ改正といえば、列車の時刻を見直して便利になったり、新しい特急列車が走るようになったりと、鉄オタにとってはすごくワクワクするイベントなのですが、最近の傾向としてはそうでもなくなってきたようです。
僕が今回注目したのはJR九州のダイヤ改正で、1日当たりの運行本数を、在来線と新幹線合わせて117本減らすという内容です。
JR九州といえば、ななつ星をはじめとした数々の観光列車を走らせたり、昨年の10月には株式上場を果たすなど、最近はとても元気のある鉄道会社だと思っていたので、少し驚きました。
やはり、鉄道の維持や管理には莫大な経費がかかるんですね。
経営状態の黒字化を目指すというのは民間会社にとっては当たり前のことでも、鉄道会社は公共性も確保しなければならず、そこのバランスが難しいと思うのですが、こここまで大胆に減らすと、今後JR九州に続く会社が出てくるかもしれません。
僕のような鉄オタにとっては、地方のローカル線はのんびりとしていて癒やされる存在なのですが、会社の存続の足かせとなっているのは寂しい話です。
今のうちに、ローカル線の旅をさせてもらうよう、鉄子に頼んでおかなければなりませんね。
これは、鉄道の未来を考える意義のある旅なんだと!